朝の足の痛み

・朝起きて立ち上がるときに足の裏やカカトが痛い

・早朝にふくらはぎが攣(つ)る

そんな足の症状が多くなる6月ですが皆さんはいかがでしょうか?

朝起きて立ち上がるときに出るかかとの痛み

6月に限らずひどい方は年中この痛みに悩まされている方もいると思います。

一般的な治療では「アキレス腱~ヒラメ筋などの疲労からくる痛み」として処置され電気治療、ふくらはぎ~足の裏のマッサージ、鎮痛消炎剤の湿布などで対応されています。

筋肉的な疲労であれば寝て起きたときには一番疲労感が回復しているはずですから、起き上がって最初に足を着くのが痛くて、時間を追うごとに気にならなくなってくるこの症状にはどこか納得がいかないですよね。

当院ではこのような足の痛みでお困りの方には、全身のバランスをとり、特にお腹周りやお尻周囲の筋肉の緊張をとってあげることを重視しています。

足に限らず起床時に痛みが強い場合は、寝ている間にもずっと体の緊張が抜けず、横になっているのに全身の血流が悪い状態になっていますので、まずはそこから改善してあげるのが近道だと思います。

特に3ヶ月以上この痛みを繰り返している方はかなり慢性的になっていますので、施術後痛みが減ってきても再発することが多いため複数回継続した施術が望ましいです。

早朝にふくらはぎが攣(つ)る

衣替えを行う5月~6月辺りに頻発する寝ている間の「こむら返り」は、ふくらはぎの冷えから起こります。

就寝時はお風呂やシャワー後が多いため身体も温まっていますが早朝3~5時辺りで外気温も下がり室温もさがってきます。

睡眠中で動きがなく体表の血流が悪くなってきますので、素足を出して寝ていると急激に血流が悪化しこむら返りを起こしやすくなります。

ハーフパンツや薄い生地の涼しい素材のパンツで就寝すると起きやすいですので、暖かい素材で就寝していただくことをおすすめします。

日中に大量に汗を掻かくお仕事や運動をされている方は、発汗により筋肉の収縮や弛緩に大切なミネラルを失っていますので更につりやすくなります。

その場合は塩分やミネラルの補給が必要です。塩分は純白な精製塩ではなく、ミネラル分を多く含んだ天然塩やミネラル塩で摂取するのが良いです。

ただし、それらを行っても改善しない場合は他の病理的な原因によって足のつりが起こる場合があります。(心臓疾患や糖尿病など)その場合は医療機関を受診する必要があります。

いずれにしても足だけにフォーカスした治療でうまく改善しない場合は、全身を調整してみることで変化があります。

朝の足の痛み

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